東京都立板橋高等学校

コンセプト

校舎は、中央ゾーンに階段や光庭などを挟んだダブルコリドールとし、南側に普通教室、北側に特別教室等を配置したコンパクトな平面計画としています。その中央には各階メディアスペースを確保し、そのまま体育館、武道場、プールへの主動線となる計画です。移動の中で、様々な交流や情報に触れられる居場所づくりを行いました。さらに外部には、アプローチ、交流、スポーツと、性格の異なる３つ広場を設け、生活の場としての充実を図っています。
また、内部は都産材の木を積極的に用いた木の温もりのある空間づくりを行うとともに、自然換気や、太陽光発電、雨水利用など自然エネルギーを活用するなど、環境にも配慮した建物としました。