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福岡県立博多青松高等学校

1997年竣工

コンセプト

県内公立学校において、初の単位制を採用し、生徒の個性を重視した新しいタイプの高等学校です。
教育カリキュラムが単位制であり、クラスの解体による生徒の移動量の増大、コミュニケーションのあり方に重点をおいて計画しました。
博多市街の狭隘な敷地であることから、体育館を敷地中央部に配置し、それを取り囲むように本館棟、図書館棟、芸術棟をコンパクトに配置しました。これにより、単位制による定時制(午前・午後・夜間)と通信制の教育に対応し、授業間の移動を容易に行うことができる構成としました。
体育館は地下式とし、その屋上を利用した芝生からなる広場は、憩いの空間の核として整備しました。また、広場に隣接したエントランスからは、その広場を介して、校舎内の多様な人の動きを視覚的に感じることができ、学校の一体感を感じられる中心的空間としました。

施設概要

建築主 福岡県
所在地 福岡県福岡市
主要用途 高等学校
敷地面積 9,344㎡
延床面積 19,648㎡
構造 SRC造、RC造
階数 地上7階、地下2階

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