船橋市立船橋高等学校第３体育館

コンセプト

輝かしい部活動実績を誇る生徒の活動と交流を育む本施設は、オリンピックを目指す国内外の若人の国際基準アリーナ利用や、多目的ホールの各種イベント対応も念頭に見据え、地域に開かれた施設づくりを目指しました。
北側道路・主玄関横に位置し、器械体操専用体育館を１階に、マーチングバンド用多目的ホールを地下階に、２つの大空間を積層させ、地下を活用することによって、北側の高さ制限に対応した計画としています。
立地は地下水位が高い為、地下外壁の防水には特に配慮した計画としています。
特殊混和材を用いた水密性の高いコンクリート躯体防水と、コンクリート躯体の外側に無機質セメント結晶増殖を吹付けた地下外壁防水の二重化と外壁+内壁の二重壁化によって、地下階大空間ホールの良好な環境を確保することが出来ました。